【Excelトラブル】エクセル印刷が白黒になる原因と設定の直し方！カラーに戻す方法を徹底解説

「カラーを選択したのに、印刷したらなぜか白黒…」「色分けしたはずなのにプレビューでもグレー表示のまま」
そんな経験、ありませんか？ 

この記事では、Excelで発生しがちな「白黒印刷になってしまうトラブル」について、原因と対処法を初心者にもわかりやすく解説します。

実は、プリンターの問題ではなく、Excel側の設定が原因になっていることが多いんです。
操作はとても簡単なので、ぜひこの記事を見ながら、一緒に設定を確認してみましょう！

エクセル印刷が白黒になる原因と直し方

エクセル印刷が白黒になる原因

エクセルファイルをカラーで印刷しようとして、プリンターの設定を「カラー印刷」に変更してみても、なぜか白黒印刷のままになってしまう…ということがあります。

このようなケースでは、Excelファイル自体の設定が「白黒印刷」に指定されている可能性が高いです。

プリンタの設定を何度確認しても「カラー」になっているのに、なぜか白黒でしか印刷されない…そんなふうに手詰まりになっている方も多いのではないでしょうか。

このままでは、何度印刷しても“遺影のような”白黒の「ご安全に」イラストが出てくるだけ。
では、どうすればこの状況を抜け出せるのでしょうか？

エクセル印刷が白黒になる場合の、対処方法

結論：エクセル側の設定を変更します！

①まず、エクセル編集画面の上部にある「ページレイアウト」タブをクリックします。
②次に、ページレイアウトタブの右下にある斜め矢印マークをクリックします。

③ページ設定の小ウィンドウが表示されるので、「シート」タブをクリックします。

④小ウィンドウ中央に「白黒印刷」という項目があるので、チェック✓を外してください。
⑤チェックを外したら、OKボタンをクリックします。

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何故白黒印刷にチェックが入るのか？

では、何故「自分では白黒印刷に設定した覚えがないのに、白黒になってしまう」のでしょうか？

「白黒印刷にチェックが入っていた＝ミスや不注意」と思いがちですが、実は“意図的”にその設定をしているケースが多いです。

たとえば、業務で配布する報告書や点検チェックシートなどでは、印刷時の見やすさやコスト削減を重視して、あえてExcelの白黒印刷機能を利用しているケースがあります。プリンタ側の白黒印刷設定だけでは、Excel上で選んだ色によっては印刷時に薄くなったり、グレーが見づらくなったりすることがあり、資料としての視認性が下がってしまうこともあります。

一方、Excelの「白黒印刷」機能は、セルの塗りつぶしやグラフなどのカラー要素を、白黒でも判別しやすいようにパターンや濃淡で自動変換してくれるため、モノクロ印刷を前提とした資料づくりには非常に便利です。この機能を活用すれば、色を使った視覚的な強調を保ちつつ、白黒印刷でも内容がしっかり伝わる資料を作成することができます。

また、入力欄を画面上では淡い色で色分けしておきつつ、印刷時には余計な色を省きたいというケースも多くあります。このような場合にも、「画面上は色付き」「印刷時は白ベース」といった使い分けができる白黒印刷設定は重宝されており、社内テンプレートなどでは初期設定でONになっていることもよくあります。

つまり、「設定をいじった覚えがないのに白黒になってしまう」場合は、印刷設定がファイルに引き継がれているか、前の作成者が実務上の理由で意図的に設定していたと考えるのが自然です。

驚く必要はありませんが、現在の用途に合っていなければ、印刷前に設定を見直してチェックを外しておくのが安心です。

総括：【Excelトラブル】エクセル印刷が白黒になる原因と設定の直し方！カラーに戻す方法を徹底解説

プリンターの設定だけではカラー印刷にならない場合、エクセル側の設定に問題がある可能性があります。
特に社内でエクセルを共有している場合は、資料によって白黒印刷にチェックを入れている場合があるので、こちらの設定方法を頭の片隅に置いて、対処してみてくださいね。