社内に導入してから次から次へと問題を起こすDropBox。 クラウドサービスって何?データはどこに保存されてる?レベルの生きた化石会社である弊社には、早すぎたのかもしれません…。 とはいえ、年契約を結んでしまったもんだから、どーにかこーにか使っていかなきゃいけないわけです。 事務員としてのレベルアップにも繋がるし、やるしかないか。そう前向きに思っていたのも束の間。

事務員たなかさーん。



う…嫌な予感…



はい、どうされましたか?



Excelが開かなくなっちゃったんだよねー。



あぁ…ローカルに保存しているExcelもですか?



Dropboxのやつだけな気がする。よくわかんないんだよね。



・・・。分かりました、あとで見てみます。
どれどれ…と、Dropboxに保存しているExcelデータを開こうとすると、確かに、
「エラーを特定できません。」という表示が・・・。


ローカルに保存しているExcelデータは問題なく開けるので、またDropboxが問題を起こしているようです。あれこれ試行錯誤してようやく解決したので、皆さんにも情報を共有します。
この記事はこのような人におすすめ
①Dropboxに保存したデータがエラーで開けない人
②再起動を試しても解決しない人
③Officeのストアアプリ版を削除し、デスクトップ版に変更したい人
目次
問題解決の為に試したこと


備忘録の為、試したことを羅列しています。 早く解決策が知りたい方は、【解決!】Officeのライセンスに問題があった!」以降に飛んでください。
- パソコンを再起動をする
- Dropboxを再起動する
- Dropboxの再インストールする
パソコンを再起動をする
「とりあえず再起動。」
「とりあえずビール」と同じくらいの頻度で使用する機会が多い言葉です。
パソコンに疎い人は特に、「パソコンの再起動」で度重なる難を逃れてきたのではないでしょうか。私もそのうちの一人です。たいていの問題は、再起動様が直してくださるのです。
しかし、今回はそううまくいかず、再起動後も空しく"エラー"の文字が出ているのでした。
Dropboxを再起動する
タスクトレイのDropboxをクリックし、右上のアカウントアイコンより「終了」を選択します。 Dropboxは一度終了するので、WindowsメニューよりDropboxを再起動しました。 しかし、こちらでもエラー問題は解決しません。
Dropboxの再インストールする
Dropboxに問題があるとばかり思っていた為、最終手段としてDropboxのデスクトップアプリを再インストールしてみました。WindowsスタートメニューよりDropboxを探し、右クリック→アンインストールの手順です。 インストールをする際の注意点として、Dropbox内のデータ量に応じて同期に非常に時間がかかります。私の場合、同期に1日程かかりました。 もし何かの不具合で再インストールを試す場合は、時間に余裕を持ち、さらに選択型同期で様子を見ながら同期してみてくださいね。 今回のエラーについては、この再インストールでも解決できず、無駄足に終わりました。
【解決!】Officeのライセンスに問題があった!


前おきが長くなりましたが、再起動を試しても解決しない場合、Officeのライセンスに問題がある可能性が高いです。MicrosoftのOffice製品には、いくつかのインストール形式があるのですが、2017年以降に発売されたパソコンにプリインストールされている「ストアアプリ版」にて問題が発生しています。 普通に使う分にはそれほど問題もないようですが、デスクトップ版に比べ不具合が多く確認されているようです。
ストアアプリ版の不具合例
- マクロが正常に動作しない
- フォントが少ない
- MOS模擬試験等のソフトでExcelと連携できない
- Outlookのメールが送れない
かくいう技術者上司のパソコンも2020年に購入したHPのパソコンで、OfficeはHome&ビジネス2019がプリインストールされていました。実際に下記の方法でライセンス情報を確認したところ、「ストアアプリ版」がインストールされていた為、問題の多いストアアプリ版からデスクトップ版にインストールしなおしたというのが、今回の経緯です。 私が使用している富士通のパソコンは、2019年に購入しOfficeはHome&ビジネス2019がプリインストールされていましたが、こちらは最初からデスクトップ版が入っていました。メーカーによってもインストール形式が異なるかもしれませんので、まずはご自身のパソコンにインストールされているExcelのライセンス情報を確認してみましょう。
ストアアプリ版・デスクトップ版の確認方法
自分のパソコンはストアアプリ版・デスクトップ版のどちらの形式でインストールされているのか?簡単な方法で見分けがつきますので、確認してみてください。
Windowsボタンをクリック


デスクトップ画面の左下、もしくは中央付近にある「Windowsボタン」をクリックします。 余談ですが、こちらのボタンを「スタートボタン」と呼んでいる方は、年齢がバレますのでご注意を。 (私も漏れなくスタートボタン派でした。)
Excelアプリを右クリック


いくつかアイコンが表示されるので、Excelのアイコン上で右クリックします。 ※Excelのアイコンが表示されない場合は、右上の「すべてのアプリ」をクリックし、Excelを探してみてくださいね。
メニュー表示を確認する


右クリックを押すと、このようなメニューが表示されます。 こちらはデスクトップ版のメニュー表記です。では、ストアアプリ版の表記を見てみましょう。


左側が「デスクトップ版(クイック実行版)」、右側が「ストアアプリ版」となります。 違いにお気づきでしょうか?ストアアプリ版には、「アプリの設定」や「評価とレビュー」といったデスクトップ版にはないメニューが存在します。 もし右側のようなメニューが表示された場合は、インストール形式が「ストアアプリ版」となるため、Excelのエラーに関係しているかもしれません。
デスクトップ版に変更すべきか?
ストアアプリ版だった場合、ライセンス情報(プロダクトキーや関連付けされたマイクロソフトアカウント)をお持ちであれば、追加費用なくデスクトップ版に変更することが可能です。 一点注意すべきなのは、私がデスクトップ版に再インストールをした2022年の時点では、デスクトップ版→ストアアプリ版への変更はできませんでした。 (この記事を書くにあたり再度調査してみたのですが、ストアアプリ版へ変更する方法は不明です。既にストアアプリ版の提供は終了した可能性もあるそうで、もし情報をお持ちの方はご教授頂きたいです。) つまり、一度デスクトップ版にしてしまうとストアアプリ版へは戻せなくなります。


様々な不具合があったり、デスクトップ版より更新頻度が少ない点もあり、ストアアプリ版の方が使いやすいといった声はなかなかありませんが、よく検討の上変更してください。
とはいえ、ストアアプリ版だとDropbox上のExcelが開けないとなると、デスクトップ版に変更せざるを得ない気もしますが…。
リンク
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ストアアプリ版からデスクトップ版への変更手順


それでは、ストアアプリ版からデスクトップ版への変更方法を解説します。 一度削除する工程を挟みますので、手順に沿って正確に行ってくださいね。
事前準備
変更の手続きをする前に、下記の確認を必ず行ってください。
- Officeプロダクトキーの確認
- マイクロソフトアカウントの確認
- 必要に応じたバックアップ
ストアアプリ版を一度削除することから、デスクトップ版を改めてインストールする際プロダクトキー(ライセンス情報)が必要になります。もともとパソコンにインストールされていた場合は、購入時にプロダクトキーが同梱されていると思うので、必ず準備してください。プロダクトキーがないままofficeを削除すると、再インストールできない可能性もあります。 マイクロソフトアカウントにOfficeのライセンス情報が関連付けされている場合は、プロダクトキーがなくともマイクロソフトアカウントwebページより、インストール可能です。ただし、念のためプロダクトキーは確認しておいた方が良いでしょう。 また、設定情報が削除される場合もあるので、不安がある方は設定情報を事前に確認し、必要に応じてバックアップをとってくださいね。
ストアアプリ版の削除
それでは、まずストアアプリ版を削除していきます。


①デスクトップ画面の左下、もしくは中央付近にある「Windowsボタン」をクリックします。


②設定アイコンをクリックします。 ※アイコンが表示されない場合は、右上の「すべてのアプリ」をクリックし、設定ボタンを探してみてくださいね。


③設定画面が表示されるので、画面左メニューより「アプリ」をクリックします。


④右側に表示されたメニューより、「インストールされているアプリ」をクリックします。


⑤パソコン内部にインストールされているアプリが表示されました。
その中で「Microsoft Office Desktop Apps」というアプリを探します。
こちらがストアアプリ版の名称です。Desktop(デスクトップ)という名称に困惑しますが、
こちらがDropboxに悪さをしているストアアプリ版となります。
早速削除しましょう。


⑥「Microsoft Office Desktop Apps」の右側にある「・・・」マークをクリックすると、「アンインストール」ボタンが表示されますので、クリックしましょう。 しばらくすると、「Microsoft Office Desktop Apps」が一覧から削除されます。
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デスクトップ版のインストール
※補足※ マイクロソフトアカウントへ未登録の場合は、アカウントの作成・プロダクトキーの登録が必要です。「https://setup.office.com/?ms.officeurl=setup」を開き、アカウント作成及びプロダクトキーの登録を行いましょう。
それでは、デスクトップ版をパソコンにインストールしていきます。
まずは、マイクロソフトアカウントページを開きます。
https://account.microsoft.com/


①サインインが求められますので、Officeのライセンスが関連付けされたアカウントでログインします。


②アカウントページが表示されたら、上部右側にある「サービスとサブスクリプション」をクリックします。


③サービスとサブスクリプションページの中央あたりに「購入済みの製品」という項目があります。 ストアアプリ版で削除したものと同じバージョンのライセンスであることを確認し、インストールボタンをクリックしてください。


④インストールボタンをクリックすると、小ウィンドウが表示されます。 日本語と任意のバージョン(削除したストアアプリ版と同じものでOK)を選択し、「インストール」をクリックします。


⑤インストール中の為、しばらく待ちましょう。 準備ができましたという表示に切り替われば、インストールは完了です。「閉じる」ボタンをクリックしましょう。


⑥Windowsメニュー欄にExcelが追加されましたか? 一度アプリを開いてみましょう。


⑦インストール後初めてExcelを立ち上げると、上記のようにライセンス契約の同意を問われますので、 「同意する」をクリックしてください。



お疲れ様でした。
以上で、デスクトップ版への変更作業は完了です。





Dropboxに保存しているExcelデータも、上記のようなエラーがでなくなったはずです。
まとめ
Dropboxにはまだまだ不具合が多く、サポートも整っていないのが現状です。今回のエラー対応も、一度サポートに問い合わせたのですが、「再起動してみてください。」の一点張りでした。クラウドサービスは便利ではあるものの、不具合が起きたときに自分で解決する能力が試されます。



わたしもかれこれ1週間ほど格闘しました。
Dropboxを使用していて何か不具合が生じたら、まずは再起動を試すことをおすすめします。
それでも解決できない場合は、もしかしたら使用しているOfficeがストアアプリ版になっているかもしれませんので、是非確認をしてみてくださいね。
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