電動ドリルや掃除機、多彩な製品を展開する「ブラック・アンド・デッカー」。ホームセンターや通販サイトでもよく見かける定番ブランドですが、「実際の評判はどうなの?」「どこの国のメーカーなの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
本記事では、ブラック・アンド・デッカーの評判や口コミを総合的に整理し、電動ドリルやマルチ工具、掃除機(コンパクトハンディクリーナー)といった人気製品の特徴を詳しく解説します。さらに、ブランドの歴史や公式サイトでの展開についても触れながら、購入前に知っておきたいポイントをまとめました。
記事のポイント
- BLACK+DECKER(ブラック・アンド・デッカー)とは
- ブランドの評判やどんな人向けか
- BLACK+DECKER(ブラック・アンド・デッカー)おすすめの工具
- マキタ・HiKOKIとの比較
この記事を書いた人

事務員たなか(@tanaka_kodozimu)
建設業事務員のたなか(@tanaka_kodozimu)です。
元SEで安全書類作成をメインに、経理・総務・人事・IT土方なんでもやっています。
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目次
BLACK+DECKER(ブラック・アンド・デッカー)とは?工具の評判を解説

- ブラック・アンド・デッカーとは?どこの国のメーカー?
- ブラック・アンド・デッカーの評判は?
- ブラック・アンド・デッカー電動ドリルの評判|軽量で扱いやすくDIY初心者にも最適
- ブラック・アンド・デッカーの掃除機(ハンディクリーナー)の口コミ
- ブラック・アンド・デッカーの扇風機は日本で買える?類似品との違いに注意
ブラック・アンド・デッカーとは?どこの国のメーカー?

ブラック・アンド・デッカーは、1910年にアメリカ・メリーランド州ボルチモアで創業した老舗ブランドです。創業者はS.ダンカン・ブラックとアロンゾ・G・デッカーで、携帯型電動ドリルの特許を取得したことから世界的に知られるようになりました。その後は100年以上にわたり、電動工具や家電の分野で革新を続けています。
2010年には、工具大手のスタンレー社と合併し「スタンレー・ブラック・アンド・デッカー(Stanley Black & Decker)」として、世界最大の工具会社となりました。ブラック・アンド・デッカーというブランドは、そのグループの一員として、世界中に製品を展開。DIY用電動ドリルや掃除機、扇風機など幅広いラインナップを揃え、グローバルブランドとしての地位を確立しています。
工具メーカーでありながら生活家電も扱う点はユニークで、DIYユーザーから日常使いを求める家庭まで幅広い層に支持されているのが特徴です。
ブラック・アンド・デッカーの工具の評判は?コスパ最強と言われる理由

ブラック・アンド・デッカーの魅力は、なんといっても「手軽だけど、しっかり使える満足感」にあります。実際に使用した方からは、「家庭DIYのニーズには十分すぎるほどのパワー」「軽くて扱いやすく重宝する」という声も。電動ドリルなどの工具はもちろん、掃除機といった生活家電まで揃う点が便利だという意見も目立ちます。
また、ブランドを象徴する黒とオレンジのコントラストカラーは「所有欲をくすぐる」「見た目がカッコいい」とデザイン面でも高評価。DIY初心者でも“道具を持つ楽しさ”を感じられるという口コミもあり、機能だけでなくデザイン性も支持を集めています。
一方で、プロ仕様の高耐久工具と比較すると「連続使用するとパワー不足を感じる」「耐久性はそこまで強くない」といった声もあります。特に業務用として毎日酷使するユーザーからは、物足りなさを指摘する口コミも見られます。
ブラック・アンド・デッカーは、DIYや家庭用なら必要十分以上の性能を発揮し、コスパの高さが際立つブランドです。プロが現場でメイン機として酷使するには物足りなさもありますが、家具の組み立てや車のちょっとした整備、掃除やガーデニングなど、家庭の幅広いシーンで大いに活躍します。
ブラック・アンド・デッカー電動ドリルの評判|軽量で扱いやすくDIY初心者にも最適

ブラック・アンド・デッカーの電動ドリルは、軽量で扱いやすく、DIY初心者にも選ばれやすいモデルです。18Vクラスのコードレスモデルでは、「家具の組み立てや棚の取り付けには十分なパワーがある」「片手でも持ちやすく、長時間作業しても疲れにくい」といった口コミが目立ちます。女性ユーザーからも「自分でも気軽に使える」と好評で、家庭用の最初の1台として人気があります。
一方で、「コンクリートへの穴あけやハードな現場作業には力不足」「プロ用途にはやや物足りない」という指摘もあります。ただし、価格帯を考えれば十分に満足度は高く、「家庭DIYを始めるならちょうどいい」との声が多いのも事実です。
また、ドリル単品だけでなく、「コードレス マルチツール multievo EVO185E1」のように、ドリルドライバーに加えてジグソーやインパクト機能まで揃う5in1セットも高い人気を誇ります。バッテリー2個・11種のビット、専用ボックスまで付属し、「これひとつでDIYのほとんどがカバーできる」と好評です。
ブラック・アンド・デッカーの電動ドリルは、コスパに優れた入門機でありながらデザイン性も兼ね備えた一台として、DIY初心者やライトユーザーに強くおすすめできる製品です。
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ブラック・アンド・デッカーの掃除機(ハンディクリーナー)の口コミ
ブラック・アンド・デッカーの掃除機は、特にコンパクトハンディクリーナーシリーズが人気です。価格が手頃で軽量、取り回しも良く、「車載用や子どもの食べこぼし等のちょっとした掃除に便利」といった口コミが多く寄せられています。
吸引力については「強力とはいえないが、車内用としては十分」という評価が目立ちます。
モデルによってはシガーソケットから給電できるタイプがあり、「車に常備しておけてすぐに使えるのが便利」という声が多数。車内清掃をメインに考えるユーザーにとっては、この利便性が吸引力不足を補って余りあると評価されています。
一方で「無線の方が自由度が高い」というユーザーには、電動工具と同じバッテリーを共有できるコードレスモデルが選ばれています。バッテリーを共用できるためコストを抑えやすく、作業環境に合わせて柔軟に使えるのが魅力です。
ブラック・アンド・デッカーの掃除機は「車載用やサブ掃除機として十分活躍するコスパ機」として評価されており、用途や使い方に合わせて選べる点が強みといえるでしょう。
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ブラック・アンド・デッカーの扇風機は日本で買える?類似品との違いに注意

ブラック・アンド・デッカーの公式ラインナップには、海外市場向けとしてスタンド型やタワー型の扇風機があります。リモコン操作や風量調整、タイマー機能を備え、シンプルなデザインで実用性も高く、口コミでも「静かで夜でも安心」「操作が簡単」と評価されています。
ただし、日本の公式サイトでは扇風機の製品ページは確認できず、国内で正規ルートからの入手は一般的ではないようです。購入を検討する場合は、並行輸入品や中古市場を通じて手に入れるケースが多く、公式保証を受けにくい点には注意が必要です。
さらに注意したいのが、メルカリなどで出回るコードレスの小型ファンです。外観はブラック・アンド・デッカー風の黒×オレンジカラーで、バッテリーが互換仕様になっていることもありますが、公式には存在しないため純正品ではありません。そのため、耐久性や安全性、保証面でのリスクがあることを理解しておく必要があります。
総じて、ブラック・アンド・デッカーの扇風機は海外では実用性のある家電として人気ですが、日本では正規品が手に入りにくく、類似品も混在しているため、購入の際は慎重に選ぶことが重要です。
他ブランドとの比較:性能・安心・バランスを考える

ブラック・アンド・デッカーは価格が手頃で、家庭用やDIY初心者に向けた扱いやすさとデザイン性を備えたブランドです。入門機やサブ機として選ばれることが多く、「コスパの良さで最初の一台に選びやすい」という声も多く見られます。
海外市場に目を向けると、ブラック・アンド・デッカーはDIYユーザーや家庭向けの定番ブランドとして広く支持され、グループ全体の中で“バランスタイプ”を担う存在となっています。同じスタンレー・ブラック・アンド・デッカー(SBD)グループには、プロユースに特化したDeWalt(デウォルト)というブランドもあり、こちらは建設現場や職人向けに圧倒的なパワーと耐久性で知られています。そのため、SBDの中では「プロ=DeWalt」「家庭用=Black+Decker」と役割がはっきり分かれているのが特徴です。
一方で、マキタやHiKOKI(日立工機)はプロ仕様の耐久性やパワーを備えており、現場で長時間酷使することを前提に設計されています。価格は若干高めですが「壊れにくく、長く使える」という安心感から、多くの職人やDIY上級者に選ばれています。また、「やっぱり国産ブランドが安心」というユーザーにとっては、国内での修理体制やサポート網が充実している点も大きな魅力です。
ただし、マキタやHiKOKIといってもすべてがプロ専用というわけではなく、近年のDIY需要に合わせて家庭用やライトDIY向けのモデルも展開されています。表では「プロ向けブランド」として紹介しましたが、これはあくまで全体的な評価としての位置づけであり、実際には幅広いユーザー層に対応していますので注意してください。
ブランド | 価格帯 | 特徴 | 向いているユーザー |
ブラック・アンド・デッカー | 1万〜1.5万円前後 | 手頃な価格で入手しやすく、家庭用・DIY向けに十分な性能。世界的に家庭用分野で支持される | DIY・ライトユーザー |
HiKOKI(日立工機) | 約1.5万〜5万円 | 安定したトルクと耐久性。プロユースにも十分対応可能。 | プロ・本格DIYユーザー |
マキタ | 約3万〜6万円 | 高耐久・高トルク。プロ現場でも信頼され、修理体制も充実。 | プロ・DIY上級者、国産志向のユーザー |
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総括:ブラック・アンド・デッカーの評判は?DIY用コスパブランドの実力や注目される理由を徹底解説
ブラック・アンド・デッカーは、1910年創業の歴史を持つアメリカ発のブランドであり、現在はスタンレー・ブラック・アンド・デッカー(SBD)グループの一員として世界中で製品を展開しています。日本でも電動ドリルや掃除機といった工具・家電が入手でき、サポート体制も整っているため、安心して購入できる環境が整いつつあります。
評判を総合すると、ブラック・アンド・デッカーは「価格の割に十分な性能」と評価されるケースが多く、家庭用やDIY用途には非常に使いやすいブランドです。ブラック・アンド・デッカーは「コスパ重視」「手軽さ重視」という軸で世界的に支持されています。特にハンディ掃除機やコンパクトスティッククリーナーなど、工具以外の生活家電も幅広く展開している点はユニークで、家庭用ブランドとしての存在感を高めています。
本格的な現場で酷使するメイン機には向かない部分もありますが、家庭での作業やサブ機としては十分な実力を発揮するコストパフォーマンスの高い選択肢といえるでしょう。
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